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梅ほころぶ

百度目の春を待ち来て立春の今日咲き初める梅の古木は



庭にある古い梅の木、その蕾がやっと綻び始めた。
一度倒れたのを起こしたそうで、父の生まれる前からあった木だと聞いている。
昨年末に父が有料老人ホームに入居し、この梅も「主なしとて春な忘れそ」の境遇となった。
古木ならではの花の香、まだまだ何年も
匂い起こせよ、 である。
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紅葉

残るもの燃やしつくして色のなき世界に入らむ もみじのにしき

庭の紅葉が、見事だ。

7本あるカエデの木の、6本はイロハカエデである。

日当たりの差か、それぞれに紅葉の時期も色づき方も違って、おもしろい。

 北側の木は、全体が黄色に染まり、ゆっくりと赤くなっていく。

落葉も、一番遅いようだ。

 

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玄関の正面にある1本だけが、違う種類である。

高雄」という種類らしく、これが一番先に色づいてくる。

この種類は、イロハモミジよりも葉が少し大きく、落ち葉の姿がよいのだ。

落ちてなお縮れることなく、石畳に散り敷くもみじ葉は美しい。 

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それにしても、最近の暖かさ・・・いや、暑さはどうしたことだろう。

今日で11月も終わりだが、まるで10月上旬の気候である。

晩秋の景が似合うには、秋らしい寒さも必要である。

    林間に酒を温めて紅葉を焼く     白居易

 ・・・・・ こんな酒が、おいしくなるような寒さが・・・。

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五月の庭

 やわらかに牡丹の花は綻びて そのくれないに容赦なく雨

 

美しい五月は、駆け足で行く。

  この月末は台風2号まで来て、不安定な天候が続いた。

 

連休に、長男夫婦が一年ぶりに帰省。

  懐妊5ヶ月の帯祝いをして、宇美八幡のお守りと腹帯を贈った。

職場の話など聞くと、たいへんなストレスの中にいるとわかり・・・、

  ・・・それ以来・・・五月の風は、息子たちのため息のように感じられる。

 

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昨年、ハウステンボスで買った「ヘンリー・フォンダ」という黄色いバラがきれいだ。

シャクヤクも、薄紅色と白色ともに元気に咲く。

 

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三ヶ月くらい、花を保ち続けているヤグルマソウ。

  函館の青柳町こそかなしけれ友の恋歌矢ぐるまの花  啄木

      ・・・青い花が咲くと思っていたのに・・・。

野イバラが、畑への入り口のアーチになった。

    愁ひつつ岡にのぼれば花いばら   蕪村

 

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7株植えたカンパニュラの花が、愛らしい。

白いホタルブクロが、大好きなのだが・・・残念ながらわが庭にはない。

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さくら

仰向きてさくらさくらと呟けば胸の芯まで淡き色沁む

 

今年の桜は、どこか悲しげに見える。

寒い春で開花が遅かったせいか、4月半ばの今もまだ残っている。

  未曾有の大震災から一ヶ月 ・・・

     ・・・いまだ続く余震と、収束しない原発の放射能漏れ・・・

     暗いこの国を、桜前線が北上する。

 

花見気分にはなれぬが、母を連れてと近くの公園を歩いた。

    94歳の母と、あと何度桜を見ることができるだろう。

霞みの空に、煙るように、桜は淡くやさしく ・・・ 美しい。

 

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災害を避けて、西へと移動する人が多い中に、次男までが東京出張に・。

   引越しの荷物に、避難袋を入れた。

   心配してもしかたがない。

東京も、きっと桜が美しいだろう・・・そんなことを、考えよう。

 

 

 

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初生け

初生けの器に立てし水仙の白き根元に寒の水はる

 

雪もやみ、寒明けも近いようだ。

今年は寒いせいか、水仙も梅もつぼみのままである。

 

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  庭に来る小鳥たちも、きっと餌に困っているのだろう。

  夫が、春蒔きの準備に畑を耕し始めた。

寒の極みを、春隣りと言うらしい・・・なるほど、納得できる。

 

 

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石蕗の花

暮れ急ぐ秋の日差しに庭隅のつわぶきの花の黄色鮮やけし 

  

植えた覚えはないのに、気がつけば・・・あちらこちらの木陰に根付いていた。

北側の暗い庭に、鮮やかな彩りを添えている。

夫は・・・ミニ盆栽にしたらよいと、小さいのを選んで掘り上げ、鉢に移していた。

母は・・・「 門灯の 光仄かに 石蕗の花 」 と自作の俳句をひねっていた。

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以前は春先に、母がこの茎を煮て、おいしいキャラブキを作っていた。

その母もこの頃は・・・歳のせいか、料理のレパートリーのほとんどを失った。

あの甘辛いキャラブキを・・・いつか作ってみよう・・・と思う。

    

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ラッキョウの花

穏やかな暮らしに入りて裏畑に薄紫のらっきょうの花

 

毎年6月頃、甘酢漬けにするラッキョウを買う。  

 ・・・ならば、今年は、ラッキョウを植えてみようということになり・・・

西側の庭の隅に、一畝のラッキョウ畑が、できたのである。

 

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その畑に、花が咲いているのを見つけた。

     なんて、かわいい花!

私は、なんと・・・ラッキョウの花が薄紫色であることなど、知らなかった。

いつも、ラッキョウを漬けて・・・食べていたのに・・・!

 

 

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フラワー 2010年春夏

押し花の内に留まるくれないの春去りてなお移ろわぬまま

 

              押し花の額

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            リース  

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       プリザーブドフラワーのボックス

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白い花

 

まっすぐな鋭き剣でむらさきの気品を掲げ花菖蒲さく

 

母が、今月の句会の季題である菖蒲を見たいと言う。

・・・・・ それならばと、母を連れて

  直方市にある 大内花庭園に行った。

6月2日・・・残念ながら、5日からが「菖蒲まつり」で まだ手入れの最中だった。

花菖蒲は、まだ早くほとんどはツボミだったが、

庭園の中は、私たち二人以外の客はなく、ゆっくりと歩くことができた。

 

  昔は、家にも花菖蒲がたくさん咲いてたね。

そうそう、30年くらい前の今頃は、父の育てた花菖蒲が美しかった・・・。

 

花菖蒲はもうないが ・・・ 庭は今、白い花が美しい。

  

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   オーニソガラムの花             白いサツキ

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           白のミニ薔薇は、そろそろ終り

 

白には、ほかの色が決して持ち得ない 神聖な美しさがある。

もうじき、梅雨の時期になると、青い花が咲く。

 

 

 

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一心行の大桜

亡き夫の菩提弔ふ山桜四百年の花びらの涙

 

桜の季節の過ぎるのは、早い。

気がつけばもう若葉の季節、自然は着々と・・・進む。

 

4月1日、南阿蘇にある 「一心行の大桜」 を見に行った。

樹齢400年の山桜である。

島津氏との戦いに敗れた中村伯耆守の妻子が、墓所に山桜を植え、一心に菩提を弔ったことから、この名で呼ばれるそうだ。

平成16年に中央の大枝が折れて、左右に分かれたような姿になっている。

 

桜は、どこで見ても美しいが、大きな古木の桜は、格別である。

何とも、神秘的な ・・・ げに怖ろしげなる 美しさ。

今にも花の下から、桜の精か、戦死の夫を思う妻の霊か、能装束でも着けて現れそうだった。

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この時季は、どこの道を通っても桜に出会う。

みんなどこかで、それぞれの桜を見上げているのだろうか。

 

連想 ・・・ やっぱり 西行 ・ やまと心 ・ 散華

     チェーホフの「桜の園」  ・・・ この村にも土地を手放す家がある。

     桜の枝を斧で切った ワシントン少年 ・・・ 正直はかつて美徳だった。

 

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