スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

蘭そして桃

一鉢の退職記念のシンビジウム三鉢に増えて花芽つけをり

 3月は、卒業と人事異動の季節。別れと再出発の季節である。
 3年前に、32年間続けた仕事を辞めたとき、退職記念にシンビジウムをいただいた。
 放っているのに、毎年けなげに花芽をつける。
 
 豪華な花である。
 しかも、1ヶ月ほども咲き続ける強さをもっている。
 はかなげな風情がなく、贅沢な麗人のような花である。

        シンビジウム                       花桃
らん 桃

 花モモは、息子の小学校入学を記念して植えた木である。
 1本の木に、紅白の花が混じり合って咲く。
 以前、枯れたようになった時があった。
 もう枯れてしまったと、あきらめていたら・・・自然によみがえった。
 
 「古事記」では、黄泉の国から逃げるイザナギノミコトは、モモの木の下にかくれる。
 そして、モモの実を投げて雷神を追い払うのだ。
 古代には、モモは魔よけの力があった。

 子ども達は大きく育ったが・・・まだまだ。
 わが庭の小さい桃の木よ・・・力ある限り・・・わが子を守れよ。

↓応援のクリックをお願いします

にほんブログ村 シニア日記ブログ 団塊の世代へ

今日のご訪問ありがとうございます。
下の「Comment」部をクリックすると別窓が開いてコメントの記入が出来ます。


スポンサーサイト

ヨーグルト

  朝食の定番、その中にヨーグルトは欠かせない。
  ヨーグルトを、スーパーで買っているという話をすると、
  種をやるから、自分でつくったほうがいいよ・・・と、言われた。

  そしていただいたのが、カスピ海ヨーグルトの種である。
  牛乳を注ぐとヨーグルトができる、という。
  1月の寒い季節だから、なかなかできずに「飲むヨーグルト」状態が続いたが、
  少しずつ増やして、3つのビンに分けた。
  ひとビンずつ食べると、毎朝ヨーグルトにありつける計算であった。

  ところが、3月にはいって暖かい日が続いた或る日・・・
  ・・・小さい泡が浮かんでいるようにみえた。
  次に、上下に分離して・・・下が水、上がチーズのようになってきた。
  何か・・・変だな??

  明くる日の朝・・・それが盛り上がって・・・変なにおい・・・腐っている!
  ・・・どのビンも、腐らせてしまったのである。

      ヨーグルト

   原因は何か?  けっこう、難しいものである。
   また・・・種をもらいに・・・いこうかしら・・・と、迷っている。

↓応援のクリックをお願いします

にほんブログ村 シニア日記ブログ 団塊の世代へ


ハクレン

  暖かい。昨日今日は、5月下旬の気温ということである。
  花々が、いっせいに開く。

 春の陽のまぼろしを抱きハクレンは花びら閉じて眠るがごとく

  枝には、大きな白い花だけが、ほっこりと咲いている。
  夕方になると花びらを閉じて、朝になると、また開く。
  まるで、庭に灯りが点されているようにみえる。

  庭に、木蓮の赤と白が並んでいる。
  白を、ハクモクレン・ハクレンと呼び、赤を、モクレンというそうだ。
  ハクモクレンが散る頃に、モクレンが花開く。

         ハクモクレン(白蓮)             ボケ(木瓜)
     ハキモクレン       ボケ

  低いところでは、木瓜が鮮やかな朱色の花をつけている。
  木瓜・・・ボケ・・・呆気・・それにしても、何という名だろう。

  「家には、ボケが二本あってね。この頃ねえ・・・咲いてるよ。」と、還暦のご夫婦。
  「あら~!二本。家は一本だけど・・・どっちかなあ・・・?」と、私。
  ・・・・・・・笑・・・・・。

↓応援のクリックをお願いします

にほんブログ村 シニア日記ブログ 団塊の世代へ

杜甫ノート

  今日は、雨風が激しく、春2番が吹いたのらしい。
 全国に先駆けて、福岡では桜の開花宣言がでた。
  そして私は、漢詩の本を読んでいる・・・・・・ちょっと、かたいかなあ?

「杜甫ノート」   吉川幸次郎
       唐の詩人「杜甫」の生涯と、代表的な詩篇の鑑賞ノート

        杜甫2

   杜甫は、詩仙李白と並び詩聖と呼ばれ、中国最大の詩人とされている。
   私は、李白の詩を愛してきたが、それでも杜甫の詩の崇高さはわかる。

   杜甫の一生は、漂泊と窮乏の中にある。
   芭蕉と違って、家族を連れ家財道具いっさいを持っての旅である。
   
   杜甫は五十九歳で、漂泊の舟中で死ぬ。
   李白が、水中の月をつかまえようとして溺れ死んだのと、比較して、
   いかにも杜甫らしい、と作者は述べている。   
   ・・・「杜甫一生憂う」・・・と言われるのだ。

   私は時節がら、「春雨」という項が、心に残った。

            春夜喜雨
     好き雨は時節を知り        春に当たりて乃ち発生す
     風に随いて潜かに夜に入り   物を潤すに細かにして声無し
     野径に雲はともに黒く       江船に火は独り明らかなり
     暁に紅の湿れる処を看れば   花は錦官城に重からん
 
                              ( 錦官城は、成都のこと)

  昭和20年3月に、「今年のような苛烈な戦局の中でも、桜は咲くだろうか」と言われて、
  作者は、杜甫のこの詩一首を講じようと思ったそうだ。感動的な話である。

  この詩は、希望と期待の詩なのである。
  明日への期待は、「舟に点る火」で始まり、「しっとりと雨にぬれた重い花」になる。
  夜の闇の中から、明日の光明が期待され・・・それは完全に果たされるのである。 
     ・・・・・・・  
  「杜甫こそは、まことに、中国の詩人中、最も人道的な詩人であった。」 

↓応援のクリックをお願いします

にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ

にほんブログ村 シニア日記ブログ 団塊の世代へ


 

 三月の陽光浴びて淡紅の杏の花が春を告げをり

  3月になって、杏の花が咲いた。
  ・・・アンズ、杏、杏子・・・。
  紅梅に、よく似た花。
      あんずよ
      花着け
      地ぞ早やに輝やけ
      あんずよ花着け
      あんずよ燃えよ      室生犀星「小景異情」より
 

   あんず1     あんず3

  「旧約聖書」の林檎は、アンズだった、と聞いたときはビックリした。
  手を伸ばすのに、林檎の実と杏の実では、誘惑度があまりに違うから。
  ちなみに、杏の果実は、家では果実酒にすることにしている。

  「アンズの花が咲くと、農夫が畑にとびだす」と言われるらしい。
  庭にも畑にも、仕事が待っているが、外には出たくない。
  花粉症と黄砂と光化学スモッグ・・・。
  嗚呼、春の空気さえ美しければ、どんなにか春の心はのどけからまし。

↓応援のクリックをお願いします

にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ

にほんブログ村 シニア日記ブログ 団塊の世代へ

北天の星

  30歳を過ぎた頃から、歴史小説や時代小説が、好きになった。
  以来、今でも、やめられない。
  同じものを、何回も読みなおすこともある。
  史実に、正確に忠実に書いてある方がよい。

 「海の史劇」    「ポーツマスの旗」 
  
   「海」を書かせると、吉村昭である。
   日露戦争の日本海海戦を描いた「海の史劇」は、何度読んでもわくわくさせられる。
       敗将となって本国に帰った、ロシア艦隊のロジェストヴェンスキー提督。
       日本艦隊の東郷平八郎提督の、敵前回頭。
    
    ポーツマス講和会議を書いた「ポーツマスの旗」。
    日本全権の外相小村寿太郎と、 ロシア全権のウィッテ。
    余力のない日本の全権として駆け引きの末の外交は、国内で非難される。

    事実にこそ、ドラマがある・・・    

   北天   海の史劇

 「北天の星」

  1804年(文化4年)、エトロフ島がロシア艦に襲われた。
  そのとき、オホーツクへと連れ去られた五郎治という男の運命を描く。
  ロシアでの過酷な日々を生き抜き、種痘法を携えて帰国。
  鎖国令下での帰国者の扱い。
  日本で始めて、松前で種痘を行うが、世に広がることはなかった。

  同じ作者の、「間宮林蔵」のほうが迫力があっておもしろかった。

↓応援のクリックをお願いします

にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ

椿

 卓に置く一輪挿しの椿落ちその花のなきあとの寂しさ  
 
  ツバキの学名は、カメリア・ジャポニカ。
  ツバキは、春に咲くので「椿」。椿は、日本で作られた国字である。  
  常緑樹であることから、古代の人々は、花よりも、葉に美しさを見ていたらしい。

    巨勢山のつらつら椿つらつらに見つつ思ふな巨勢の春野を    「万葉集」      
         巨勢山に、連なって立つ椿の木々よ。それをつくづくと見ていると
         このあたりの春になった景色が思われる。


  椿には、匂いがないが、姿が美しい。
  花が、ぽろりと落ちるのを嫌う人もいるが、それも潔くて好きだ。
 
       ヤブツバキ               品種は??
   つばき3    つばき1

   ツバキには、蜜を吸ったり、葉につく虫を食べたりと、鳥が集まる。
   窓越しに見ていると、ヒヨドリとメジロが、常連のようだ。
   子どもの時分は、椿の花で首飾りを作ったり、甘い蜜をなめたりしていた。

   夏には、固い実をつける。
   子どもの頃は、中の種を「カタイシ」と呼んで遊んだ。
   今は全く、この実の利用法が見つからないでいる。


2月のDVD

 「北辰斜めにさすところ」
   
   流星落ちて住む処。 カンランの実の熟す郷。
       ・・・・・・・・
   歌は悲しき時の母となり、 うれしき時の友となる。
   いざや、歌わんかな、 北辰斜め。
   いざや、舞わんかな、 北辰斜め。
   アインス、 ツヴァイ、 ドライ!

     ほくしんななめにさすところ~
   
 「北辰斜め」とは旧制七高(鹿児島大)の寮歌である。  
 その七高と旧制五高(熊本大)の伝統の野球試合の再現の話

   hoku2

  旧制高校の寮生活など、若さと心意気がさわやか。
  夫は、自分の学生時代にいた寮も同じようなものであったと言う。
  70年頃まで大学の男子寮は、こういう伝統を受け継いでいたのだ。     
  若い魂の、熱と誠と志が、輝いてまぶしい限りである。

 「山桜」   藤沢周平原作

  原作の「山桜」は大好きな作品なので、期待した分だけ失望が大きかった。
  まず、海坂藩らしくない。哀しみや慕情が・・・流れない・・・。
  「蝉しぐれ」の映画を見たときと同じ、味気なさだった。。

  ちなみに、私が観た藤沢作品を映像化したもので、よいと思ったのは、
    NHKドラマの 「蝉しぐれ」。
    NHKドラマの 「三屋清左衛門 残日録」。
    山田洋二監督の映画三部作。なかでも、「たそがれ清兵衛」。
  である。

↓応援のクリックをお願いします
にほんブログ村 シニア日記ブログ 団塊の世代へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。