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蒼の蔵

 数えれば真珠婚式 アコヤ貝のように静かにあなたと祝う

自粛したわけではない、そんな気分になれなかっただけ。

そして、記念日は、とうに過ぎてしまったのだが・・・

     結婚30年だから、一緒にランチでも・・・と、行ったのが・・・

豆腐料理 「蒼の蔵」

   飯塚市伊岐須にある、閑静な雰囲気の古民家ふうな店。

   完全予約制。定休日水・日曜。

昼のメニューは、豆腐膳1600円

  煮豆・白和え・刺身こんにゃく。三色寄せ豆腐。あつあつの揚げ物。

  湯豆腐。雑炊と香の物。 コーヒーとデザート。

揚げ物とデザートは、日替わりらしいが、全部、大豆と豆腐が使ってある。 

  

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    白黒緑三色寄せ豆腐        蒼の蔵特製湯豆腐

 

      豆腐の舌触りと味が抜群である。

      湯豆腐のあとの雑炊もおいしい。

      ヘルシーなのも、うれしい。

料理はもちろんだが、ご主人のこだわりが、店内各所にのぞく。

テレビ朝日の「人生の楽園」に出てくるような人物であった。

料理修行を終えた息子さんも一緒に、楽しんでおられるようだ。

「蒼の蔵」の座敷から、街の遠景と新緑の庭を眺めて・・・思う。

  結婚30年おつかれさま!  これからも、よろしくね!

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さくら

仰向きてさくらさくらと呟けば胸の芯まで淡き色沁む

 

今年の桜は、どこか悲しげに見える。

寒い春で開花が遅かったせいか、4月半ばの今もまだ残っている。

  未曾有の大震災から一ヶ月 ・・・

     ・・・いまだ続く余震と、収束しない原発の放射能漏れ・・・

     暗いこの国を、桜前線が北上する。

 

花見気分にはなれぬが、母を連れてと近くの公園を歩いた。

    94歳の母と、あと何度桜を見ることができるだろう。

霞みの空に、煙るように、桜は淡くやさしく ・・・ 美しい。

 

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災害を避けて、西へと移動する人が多い中に、次男までが東京出張に・。

   引越しの荷物に、避難袋を入れた。

   心配してもしかたがない。

東京も、きっと桜が美しいだろう・・・そんなことを、考えよう。

 

 

 

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かりん

 プレゼントと美味しいランチの後だった「子は無事か」とふ3・11 

 

大地震、大津波、レベル7となった原発事故の ・・・ その3月11日。

 

それは・・・とても幸せな日だった・・のに・・・

諸用でできなかった私の誕生祝いをと、ランチを予約していた。

 

鉄板焼きステーキ 創作料理 「 かりん 」

    田川郡福智町役場赤池支所の、すぐ前にあるレストラン。

    ピアノの生演奏もなどやるという、おしゃれな雰囲気の店である。

鉄板焼きランチ(2000円)は、オードブルからコーヒー・デザートまでついて、もちろん、目の前の鉄板で肉や野菜を焼いてくれる。

    とろけるようにやわらかい肉のおいしさに、大満足。

    思わず 「また、来ます」 と、言ってしまう。

ただし、鉄板の前の席は、予約したほうが確実というシェフの言葉であった。

 

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店を出て、記念にと腕時計をもらい、幸せものだと思っていた矢先だった・・・

「Yちゃんは、大丈夫かね?」 と、東京の兄を心配する福岡市の次男からメール。

      何が起こったのだ?

      急ぎ帰宅して見たテレビの画面には、信じがたい惨状が・・・。

 

3月12日の午後、長男よりの電話で、妻の懐妊のニュース。

3・11の夜、東京の混乱の中、息子は身重の妻と共に、3時間余りを歩いて帰宅した。

 

日常が一瞬にして崩れ去る恐怖・・・被災地の方々の思いは、想像を絶する。

    そして今 ・・・ そのご苦労を思いながらも・・・

わが子や生まれくる孫に迫る・・・ 放射能汚染の現実が気になる毎日である。

 

 

 

 

 

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