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運命の人

「運命の人」 一~四    山崎豊子 作

昭和47年、沖縄返還一年前に起こった「外務省機密漏洩事件」が、題材。

   沖縄返還にあたって、日米間で取り交わされた密約。

   それを、を糺彈した新聞記者の逮捕。

   第一審で無罪となるが、最高裁で有罪が確定した。

時の政権の面子、取材ソースである外務審議官付きの女性秘書、

密約を掴んだ取材方法・それぞれの家族たち・・・・・・

  「知る権利」の問題か、情交を通じての取材という倫理の問題か。

報道の方向性を見失うジャーナリズム・・・

      さすが、山崎豊子の作品、読み応えがあった。

四巻では、舞台が沖縄に移る。

オキナワを取材することで主人公は、記者としてのアイデンティティーを取り戻していくのだが・・・

・・・ここでは、裁判を中心に据えた三巻までとは、テーマが変わったように思えた・・・。

      GEDC0367.JPG

最近、テレビでも沖縄返還の密約は、いろんな視点で取り上げられている。

     この裁判が問うものは、何か?

それは、むしろ沖縄や密約ではなく・・・「知る権利」・「報道の自由」なのでは・・・。

  今日、ウィキリークスなどが投げかけた問題にも通じる・・・分野である。

「白い巨塔」・「華麗なる一族」・「不毛地帯」・「大地の子」・「沈まぬ太陽」・・・

   ・・・その取材の膨大さを考えるとき・・・

   山崎豊子の作品は、偉業としか言いようがない。 

 

 

 

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