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2008読書おさめ

   NHK・BSテレビの読書番組で紹介された本を、図書館で借りて読んだ。
  2008年もあと1日を残すだけ、この本が今年の読みおさめとなった。

 「漂流」   吉村昭作 新潮社  < ノンフィクション小説・昭和50年 >

    江戸時代、シケに会った千石船が黒潮に乗って漂流する。
    流れ着いた島は、アホウドリが渡ってくるだけの島。
      水も、火もない・・・・。
    13年の歳月を無人島で生き抜き、ついに自力で帰還を遂げた、
    土佐の国の長平という男の物語。

 
            漂流
  
   今年の暮れは、いい話題も少なく。世相は暗い。
   そんな思いを、この本は打ち砕く。

   ほんとうに、こんなことがあったのか?
   事実という重みがズシリとくる。

 人は、何があろうと、生きるしかない
      絶望など、ゆるされない。
 目の前の現実を生きるために努力し、明日のために静かに準備をする。 
 その謙虚な姿には、私たちの日頃忘れている人間の立派さがある。

   そんなことを、考えさせられて、今年を締めくくった。
   来年に向けて、静かな力の湧いてくる本である。





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テーマ : 読書記録 - ジャンル : 小説・文学

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