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火の記憶

 またも、松本清張の短編より

  「火の記憶」    松本清張全集35  文芸春秋

    この作品への興味は、舞台が筑豊という一点にあった。

    「僕」は、本州の西の涯、B市に生まれた。
    その僕の、幼い日の「火の記憶」。
    たったひとつの手がかりを頼りに訪れたN市。

      B市って?・・・西の果てなら・・・下関市?
       なんで、B?  そういえば、昔は馬関と呼ばれた・・・。
      N市って?N駅って?・・・直方市・・直方駅???

        火の記憶

    その時だ、その外の闇の中で、高いところに真赤な火が燃えているのが望まれた。
    火は山形の直線に点々と焔をあげている・・・。


 私が子供だったころ、ボタ山はごく身近な風景であった。
 しかし、私にはこのような「火の記憶」はない。
     
 筑豊の炭鉱町のボタ山・・・棄てられた炭が自然発火する火。
  ・・・そうか、夜のボタ山は、燃えていたのか?

 「火の記憶」は、結末がおもしろく、かなしい。
 この男女のかなしさは、「張り込み」のヒロインへとつながるものだと思う。

 全集の35巻を借りて読んだのだが、ほかにも「西郷札」「或る小倉日記伝」などを掲載。

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