石蕗の花
秋の陽はすとんと落ちて庭隅につわぶきの黄の鮮やかなりし
華やかな秋の夕日が沈むと、みるみると辺りは薄墨色。
秋の一日は、足下から暮れ急いでいく。その足下に ・・・
ツワブキ ・・・ 石蕗 ・・・ 夕闇のなか、鮮やかな黄色が目立つ。
11月が終わり、もう秋が行く ・・・ 季節もまた、急いで巡っていく。
よい季節ほど過ぎるのは速く、惜しまれる時ほど 短い。
さて、冬を迎える準備をしなければ ・・・ 。
最近、感謝したいことがあった。
飲み会後に最終電車で帰宅途中の次男が、気分が悪くなって電車を降りた。
息子は、見知らぬ駅で意識をなくし、そのまま倒れたのだ。
電話があったのは、救急車の中 ・・・ 。
顔や口を切って血を流したが、大事には至らなかった。
通りがかりの親切な方が助けてくれて、救急車を呼んでくれたらしい。
お礼を言いたいと思ったが、個人情報保護ということで名前も教えてもらえなかった。
どなたでしょうか ・・・ 真夜中のXさん ・・・ ありがとうございました。
少ない料金で、家まで走ってくれたタクシーの運転手さんも、ありがとう。
ほんとうに ・・・世間って捨てたもんじゃない ・・・ いつか自分も見習わなくては。
次男は、11月下旬に福岡市内に引っ越していった。
東京から戻って1年半、再び自立して ・・・ 巣立っていった ・・・ よかったね。
もう、毎朝5時半に起きることも、真夜中過ぎに駅まで迎えに行くこともなくなった。
これでよかった ・・・ でも ・・・ ちょっぴり、空の巣状態のわが家 ・・・ かな!
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