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火の魚(NHKドラマ)

「 火の魚 」 ・・・NHKドラマより    室生犀星 作

 

先日、NHK広島局制作のTVドラマ、「 火の魚 」を観た。

久しぶりに、心に残るドラマであった。

原作を読みたいと探したが、すでに絶版になっていた。

「 室生犀星全集 」(新潮社)を見ると、第11巻の中に見つかった。

 

実際に、同年に発表された「 蜜のあはれ 」の箱に刷られた、一匹の金魚の魚拓が出来上がるまでの いきさつを書いた小説である。

その中の「折見とち子」という婦人記者のデルとなったのは、当時 筑摩書房に勤務していた栃折久美子 である。

全集の中にあった月報に、その栃折久美子の「ギブスの音」という文章があった。

 

「蜜のあはれ」は2007年に、耽美的な金魚の写真とのコラボレーションで改訂版が作られている。

 

  Image1-3_edited-1.jpg   Image1-4.jpg

  2007年版「蜜のあはれ」     室生犀星 著    なかやまあきこ写真

 

原作を読んでみて、改めて TVドラマの素晴らしさが、理解できた。

瀬戸内海の島、 砂浜の絵、「幸福な王子」の影絵人形劇、 癌の再発、 バラの花束を持ってのお見舞い・・・、

原作にはない、そのどれもが 隙のないドラマの構成に役立っている と思った。

 

最近、地方発のドラマがおもしろい。

このように、しっかりと人間を描いたドラマを・・・また、観たいと思う。

 

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